バレエを始めたきっかけその②

バレエと出会い、楽しさを実感していった私ですが、新しいことに挑戦していきます。
そして、将来の夢が明確になっていきます。

バレエを続けてきて小学校高学年になる頃、スタジオの先生からある提案を受けました。

「ヴァリエーションを踊ろう」

その話を聞いて自分にはまだ少し早いと感じてしまいましたが、ゲストの男性の先生方の踊りを見て、憧れもあったので挑戦することにしました。

普段のレッスンとは別にヴァリエーションのレッスンも増えて、毎日のようにバレエに通う日々でした。
発表会で皆んなと踊ることも楽しかったのですが、ソロで踊ることの難しさや楽しさに夢中でした。

将来は、「プロのバレエダンサー」になりたいと思ったのはこの頃からかもしれません。

その後、小学校の卒業式の際に、「将来の夢」というテーマで、「私はプロのバレエダンサーになる」と宣言したことに繋がっていきます。

何年か経った頃、私はコンクールに挑戦していました。

そこで始めて、自分と同世代、年上、年下の男の子と出会い、刺激を受け競争意識が少し芽生えました。

外の世界を見た私は、頑張ろうと思う気持ちが出て更にバレエに取り組もうとしたのですが、中々上手く進めませんでした。

そんな中、バレエ教室を移籍することになりました。
環境が変わり、自分の将来など色々悩んだり葛藤した日々もありました。

しかし、バレエを続けるという選択をしました。

自分の中で出来ることを増やしていくことを改めて挑戦していきました。
しかし、コンクールでは結果が出ていなかったので、将来に対して不安を抱きました。

高校卒業後の進路を家族と話をした時、私は「大阪芸術大学に入学して4年間でバレエ団に入る為に頑張りたい」と、決意を固めました。

大阪芸術大学には、素晴らしい講師の元、踊りに適した環境下で自分の成長に繋がると思いました。

中々上手くいくことはないけど、自分の中で後悔のない選択をしました。

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